1989年に任天堂から発売された"ゲームボーイ"
このゲームボーイのピコピコ音を制御して作る"チップチューン"に憧れる人はかなり多いと思います。
今回は、海外で発売されている"TeensyBoy"を使って、チップチューンを作ってみようと思います。

まず、Catskull Electronicsというサイトにある"Teensyboy(https://catskullelectronics.com/collections/all-products/products/teensyboy-pro?variant=29399232479310)を購入しましょう。
初めてでも判りやすい"Teensyboy Pro Quickstart Bundle"($60.00)の購入をお勧めします。

しばらくというか、結構経った後にTeensyboyの本体と周辺機器が到着しました。
後で分かった事なのですが、付属の緑の通信ケーブルは正常に使えませんでした。
Amazonレビューでも、海外の方の最低評価や苦情が多かったです。別で通信ケーブルを用意される事をオススメします。


本体はこんな感じ。
MIDI IN/MIDI Thruの2端子、USB電源端子、通信ケーブル用端子の4つの端子が備わっています。
電源端子が備わっている緑基盤の部分にはBootボタンが付いていて、
通信ケーブル用端子の横にはModeボタンが付いています。

カートリッジは、GB Sound/mGB/Muddy GB/nanosynth/Nanoloopなど沢山ありますが、今回は、DTMやDAW経由で送信するMIDI信号を使って音を鳴らしたかったので、mGBを選択して購入しました。

動画や音をキャプチャー出来るよう、スーパーゲームボーイ2を使います。
ゲームボーイで音を出すのが魅力なのに、スーパーゲームボーイ2を使うのはどうなの?っていう考えはいったん隅に置いておきましょう。

付属の緑の通信ケーブルだとうまく通信が出来なかったので、家にある通信ケーブルを使いました。

とりあえず、スーパーファミコンに挿して準備開始。

オーディオインターフェースのMIDI Outから、TeensyboyのMIDI Inに接続。
通信ケーブル、電源ケーブルを挿して電源オン。

TeensyboyのModeボタンを使って"MBG"を選択します。対応のソフトを対応のモードにしないと動作しませんのでご注意を。

スーパーファミコンの電源を入れ、mGBを起動します。
操作の仕方は、Aボタンを押したまま、十字キーで各項目を選択します。
一番上から、
- OCTAVE
- OAV
- ENVELOPE
- SWEEP
- PB RANGE
- SUSTAIN
- PAN
- PRESET
になります。

音の作りこみがかなりしやすいです。が、訳が判んないよ。という方は、初回起動時にBボタンを押してください。上記画像の様に、あらかじめ作られたパターンが起動します。これでしばらく遊んでみると楽しいかもしれません。